ワイン
2010年ぐらいまでワインの仕入れというと配達をしてくれるワイン業者に一括して注文をするというのが一般的でした。
メリットは
- 支払い伝票をまとめることができる
- 注文を一括してできる
- 業者によってはワインメニューを協賛してくれる
- 大まかな希望を伝えればトレンドを把握したうえでそれにそったワインを紹介してくれる。
- 一社提供なのでバランスの良いワインメニューができる。
デメリットは
- 自店の特徴よりもワイン業者の特徴が色濃くでる。
- 近隣の店と提供するワインが同じものになる。(こともある。)
- 自店のコンセプトを理解した上での商品ではないことも多々ある。
2010年以降は、大手食品業者のMETROやEDEKAでもワイン他の飲料に力をいれはじめ、かなり充実した商品内容になっています。
また、ワイン販売店もインターネットでの販売をはじめ、取引量にもよりますがガストロノミー用の価格でネット販売をしています。
仕入れ先の選択肢は増えていますが、注文の手間、在庫管理、送料、保管場所の問題を考慮するとデメリットも多いと思います。
飲食店での売値に関しては、インターネットの情報やワインアプリなどで飲食店のみであつかっていたワインも簡単に入手できるようになりましたので、以前のように利益をだせるものでは無くなりました。
しかし、ヨーロッパにおいてはワインはおいしい食事には欠かせないものという方が非常に多いので、利益をだすというよりも顧客満足度を高めるということでワインを扱ったほうが良いように思います。
弊社では毎年ヨーロッパ最大のワインメッセに参加して、ヨーロッパ各地のワイナリーのから直接購入しています。もちろん市場価格よりだいぶ安く入るものもありますが、取引量もかなり多くなります。
数年前ですが、アンリ・ジローのシャンパーニュを直接ワイナリーから購入していたのですが、弊社レストランのみでの扱いで取引量が少なく、2年後に他のワイン卸業者にディストリビューターの権利を持っていかれたことがあり、そのことがこのFive Fellowsプロジェクトを始めることにしたきっかけでもあります。
2021年度から日本ワインの輸入も始めております。和食にあうワインということでお客様にもおすすめしやすいと思います。
弊社とのお取引に関しては、小口の注文にも対応しており、ワインメニューのための説明書きもこちらで準備いたしますので、ご気軽にご相談下さい。